通訳案内士

日本を訪れた外国人に付き添い、英語などの外国語を用いて旅行に関する案内をする仕事にプロとして従事するためには、国土交通大臣の実施する通訳案内士試験に合格し、都道府県に申請して免許を受けることが必要です。
日本での滞在を快適で有意義なものにできるように、通訳ガイドは単に語学力が優秀であるだけでなく、日本の文化、歴史、地理さらに産業、経済、政治といった分野に至るまで、幅広い知識教養とホスピタリティが求められます。

試験は、語学力だけでなく地理や歴史をはじめとした一般常識も問われる高度な内容になっています。
例年、試験受付期間は5月中旬~6月中旬頃、筆記試験は8月下旬~9月上旬、口述試験は11月下旬~12月上旬ごろ実施されます。
筆記試験の合格発表後に口述試験がおこなわれます。筆記試験合格者で、口述試験に不合格であった人は、翌年の筆記試験が免除されます。

国内旅行業務取扱管理者

国内旅行業務取扱管理者は、国内旅行業務のみを取り扱う営業所の旅行業務取扱管理者として旅行商品の企画、旅行日程表づくり、交通機関等の予約、宿泊・クーポン券の発行などに従事します。旅行業界への就職を望む人には必須の資格といえます。
海外旅行の業務も扱う総合旅行業務取扱管理者試験を受ける場合、国内旅行業務取管理者の資格取得者は4科目のうち2科目を免除されます。
旅行会社などに就職するのに有利です。ただし、この資格が有効であるのは、国内旅行業務のみを取り扱う営業所となっています。
会社によっては、基本給のほかに資格手当をつけて、資格取得者を優遇する場合もあります。 入社後も自己研鑽を続け、総合旅行業務取扱管理者へのステップアップを図る人も少なくありません。

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