キャリア・コンサルティング技能士

技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。
職業技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。試験の合格者は、「技能士」と称することができます。
現在、124職種について検定試験が実施されており、「キャリア・コンサルティング」職種は平成20年から試験の対象に加わりました。1級と2級の2レベルがあります。
キャリア・コンサルティングとは、働く人またはこれから働きたいと考えている人と面接し、就職・転職や能力開発に必要な情報を提供しつつ、各自が抱えている課題の解決を支援する仕事です。平成22年時点での民間資格保持者は3万人ほどです。

CDA

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)とは、特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会が認定するキャリア・カウンセリングについての民間資格です。
キャリア・カウンセリングとは、就職・再就職・転職などを希望する人に対し、スキルや実績、希望などさまざまな情報をもとにキャリア設計を手助けする仕事のことです。
CDA資格認定試験では、米国最大のキャリア開発協会NCDAが制定した12項目の能力に基づいて、キャリア支援の実力を認定します。また、この試験は、厚生労働省のキャリア形成促進助成金指定試験に指定されています。

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