警備業務検定

警備業務検定は、警備業についての知識と技能、判断力を認定する国家資格です。資格の種類は、施設警備、空港保安、交通誘導警備、雑踏警備、貴重品運搬警備、核燃料物質等危険物運搬警備の6種類があり、それぞれに1級・2級があります。
資格を取得するには、公安委員会が実施する直接検定を受ける方法と、登録講習機関が実施する講習会を受ける方法の2つがあります。また、旧検定合格証取得者にはこれとは別に考査を受ける方法があります。
警備業を営む企業が主な職場です。2005年の法改正により、一定の警備業務には一定の基準で有資格者を配置することが定められました。このため資格を持つことにより、就職や転職などが有利に働くことが期待できます。

実用英語技能検定

「英検」の通称で知られている実用英語技能検定は、1963年に創設されて以来、延べ8100万人が受験し、現在は子どもから高齢者まで年間約240万人が受験している、国内では最大規模の英語検定試験です。
英語で「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの技能のレベルを、「筆記」、「リスニング」、「スピーキング」のテストで判定するものです。
試験は年3回実施され、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つの級に分かれています。
大学入試の際の優遇制度や、入学後の単位認定に英検を使う大学が増えています。
また、海外留学時の語学力証明資格として、アメリカやオーストラリアのコミュニティカレッジ(2年制)や、4年制大学で評価されるようになってきました。
日本では1級に合格すると、国家資格の通訳案内士試験(通訳ガイド試験)の1次試験において英語科目の受験が免除されます。

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