レストランサービス技能検定

レストランサービス技能検定とは、レストランなどで単に料理を運ぶだけでなく、お客様に満足していただくために必要とされる接客の技能を認定するものです。
ウェイターやウェイトレス、ホテリエ(ホテルの支配人や経営者)など、西洋料理を提供する者の技術や地位向上のために作られた資格です。 合格者には、国家資格の「レストランサービス技能士」の業号が与えられます。
技能検定制度は、働く人の技能を検定し、公的に証明する国家検定制度で、職業能力開発促進法に基づき実施されます。レストランサービス技能検定は、社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会が試験を実施しています。
技能検定は、学生も受検できる3級のレベルから、経験者向けの2級、1級の3段階に分かれています。飲食業界での経験を積むごとに上のレベルの試験をめざして自己研鑽を続ければ、着実にキャリアアップできるでしょう。

医療秘書技能検定

医療秘書技能検定は、医療秘書教育全国協議会が認定する民間の資格です。1級から準1級、2級、3級と4段階があります。
医療の高度化に伴い、医療事務も高度かつ複雑化しています。医療法規や医学についての知識・適切な事務能力を有するとともに、各医療部門との連携も事務担当者にとっては重要な役割といえます。
この検定では、医療行為のスムーズな遂行に求められる、医療事務スタッフのスキルを評価します。

医療関連施設で必要とされるスキルを証明するために役立つ資格といえます。医師や看護婦をサポートし、医療機関での就職を考えている場合には、ひとつの目安となるでしょう。
また、実績をもつ場合には、経験の裏付けともなり得ます。カリキュラムも同時に提供しているので、未経験者、過去に経験があり再就職を考えている人などは、最新の医療事務技能をブラッシュアップすることができます。
希望する人の多い業務ですが、その分需要もあるため、実務経験や別の特技などと併せてもつことによって、より能力をアピールできます。将来にわたって有利に働く資格です。

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