税理士になるには

税理士になるには、いくつか方法があります。一番メジャーなのは税理士試験に合格することでしょう。
これは科目ごとの合格の積み重ねでよく、受験期間は無制限です。
必要な科目は、必須科目会計学2科目(簿記論、財務諸表論)必須科目税法1科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目選択)、選択科目税法2科目(必須科目で選択しなかった所得税法又は法人税法、相続税法、消費税法、酒税法、固定資産税、住民税、事業税、国税徴収法より選択)となります。
この試験を受検するには条件があります。

大学又は短大を卒業した者で、法律学又は経済学を主たる履修科目とする学部(法学部・経済学部・商学部・経営学部)・学校を卒業した者、また、それ以外の学部・学校を卒業した者で、一般教養科目等において法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者。
又は大学3年次以上の者で、法律学又は経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した者、または、法律学又は経済学に属する科目を含め36単位 (外国語及び保健体育科目を除く最低24単位の一般教養科目が必要)以上を取得した者。
又は専門学校の専門課程(修業年限が2年以上で、かつ、課程の修了に必要な総授業数が1700時間以上に限る)を卒業し、法律学または経済学を修めた者、とされています。

また、日本商工会議所主催簿記検定試験1級か社団法人全国経理学校協会主催簿記能力検定試験上級に合格していれば学歴は問われません。
他には、3年以上専門の業務に従事していれば、認められることもあります。試験を受けるだけでも、大変な資格です。

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